2016-03-06から1日間の記事一覧

その57:サイコキネティック痴漢技術総合研究所

ある時、人事部でちょっとした騒ぎが起こっていた。 オリンピック出場経験者が応募してきたという。 リレハンメルオリンピックのゴールドメダリスト。メディアではコメンテーターとしての経験もある。ファン層を持ったその人物は、 自分が広告塔としても、メ…

その56:サイコキネティック痴漢技術総合研究所

ギガビット・エンタープライゼスで生き残れるかどうかを左右するもう一つの能力がある。 それは、見積能力である。 ある目的があり、それを実現するための作業が存在する。 その時、それを実現したい期日もまた存在する。 ここで、発生する作業にかかる工数…

その55:サイコキネティック痴漢技術総合研究所

ギガビット・エンタープライゼスの社員は、誰もが頭のいいレスラーか、あるいはキャバ嬢のような雰囲気をたたえた極めて競争的なメンバーが多かった。 そういう人間を選りすぐってはいないようだが、結果として生き残れるのが今はそういうタイプだったという…

その54:サイコキネティック痴漢技術総合研究所

五十貝きみ子が、いつも口にする言葉があった。 「あなたは、どんな人生を送りたいですか? みんなの暮らしの中に、驚きと感動を生み出すために何ができるか、一緒に考えてみませんか」 最初は誰もが口を開けて唖然としている。だが、その対話の中で、きみ子…

その53:サイコキネティック痴漢技術総合研究所

”こんなことを聞くと、馬鹿にされるのではないか”と思って、分かったふりをすると、後々大変な事になるだろう。 もちろん、最低ラインの知識すらないなら、分かったふりをしてもしなくても、大変な事になる。 そして最低ラインの知識があるのかないのかを正…

その52:サイコキネティック痴漢技術総合研究所

ギガビット・エンタープライゼスという環境で生き残るということは、まさにサバイバルゲームである。 外目には、一見華々しいスターたちが才能を花開かせる楽園のように見えるその場は、かつてここを抜け出した者がいうに「液体風邪薬を回し飲みして2,3日…

その51:サイコキネティック痴漢技術総合研究所

五十貝きみ子は、ブラック企業のOLであった。 そのブラック企業とは、品川区の中でも運河に接したエリアにそびえるとあるタワーにオフィスを構えた、ギガビット・エンタープライゼスであった。 ギガビット・エンタープライゼスにはさまざまな噂があった。 そ…