ゲーム産業

ソーシャルゲーム業界の昨今

高いトラフィック、大量同時アクセス、大規模なデータ制御技術などインフラやパフォーマンスチューニング分野の最先端技術をふんだんに生み出してきたとされるソーシャルゲーム業界も パズドラ一強からモンストとの二強、FGO一強みたいな状況を経てランキン…

スタミナ制ソーシャルゲームとは何だったのか勝手に考えてみた

2016年はソーシャルゲームの世界ではかなりインパクトがある一年になってるのかなという気がしてる。勿論それは、ポケモンGOもそうなのだが ここ数年固定化していたAppStoreやGoogle Playのランキングが全体的に再び変化が激しくなってきた。 そもそもの話に…

ドラクエ5でみんなフローラを選んでいるらしいという話を聞いた

なんかこの話題を最近聞いた気もするしさっきまたそういう記事があったので思い出したことを書いみる。 ドラクエ5はモンスターを集める系のたぶん元祖のような気がする。そこからポケモンが出てきたように思える。 でも、バハムートを召喚するという要素と…

ポチポチゲーは本当にポチポチゲーだったのか

昔書いていた事とも同じような話の繰り返しになってしまう部分もあるかもしれないけど、 実際には上に書いている話は色々なことが漏れているかもなあと思った。 というのはポチポチゲーというのはスタミナ制の仕組みで、ポチポチタップして進捗グラフが進ん…

RPGツクールがあってもゲームを作れない人が多かった理由

RPGツクールは中々優れたツールで、今で言うところのゲームエンジン+素材みたいなツールであった。 だが、それを与えられても、ゲームを完成させられる人は結構限定されてしまっていた。 素材もあり、プログラミングしなくてもいいのだが、それでも作れない…

ゲーム産業について最近ふと思った事

最近ようやく大きな気づきがあったんですが、ゲーム産業の主役というのは、クリエイターなんかではないですよね。 私は長い間、いつのまにか誤解していたように思う。ガキの頃からファミ通とか攻略本とかでクリエイターのインタビューを見てきたせいかもしれ…

ゲームを作る人たちの世界

2011年の9月頃、私は新卒で入社してそれまで4年半ほど勤めていた大手SIerの一社を辞めた。 当時何を考えていたのかは同年11月のこのエントリで回顧できる。 SIerが技術力を求めているという誤解 http://d.hatena.ne.jp/Kow/20111028/1319777647 私はマネジメ…

攻略系ガチャという新機軸

ガチャというシステムは、完全に確率のギャンブル。 パチスロなり麻雀、競馬、宝くじと同じだと思われるかもしれない。 だが、パチスロなり麻雀、競馬、宝くじには、攻略法と呼べる方法が存在する。 タイミングや読み、情報、計算などなどを駆使して確率を上…

クロスサマナー by ポケラボ

ポケラボという会社は実は凄い会社である。 三年ほど前、AppStoreにパズドラが登場したとき、二位にいたのはポケラボ+セガの運命のクランバトルだった。 あの瞬間、スクウェア・エニックスの拡散性ミリオンアーサーですら三位であった。 リリースしたほとん…

白猫プロジェクト

あのコロプラ社の黒猫のウィズチームが白猫プロジェクトをリリースした。 これがガチなRPGなので、非常にビジネスとしての成否が気になるところ。 この手のスマホのガチなRPGは、アソビモ社が得意としているが、 今までそれほどヒットにはつながってこなかっ…

カードバトルゲームは何故売れたか

日本のソーシャルゲームといえば、カードバトルゲームである。 これは、日本独自のガラケーと呼ばれる携帯電話に最適化されたジャンルとして登場した。 ガラケーは当時映像機能が貧弱であり、アプリをインストールするという概念もなかった。 WEBブラウザで…

クラッシュオブクランとブーム・ビーチ分析

フィンランドのゲーム開発会社で、昨年ガンホーに買収され話題になったSupercell。 「Clash of Clans」「Hay Day」はApp Storeのトップセールスランキングで、それぞれ137カ国と96カ国で1位を獲得している。 そのSupercellが先日、Clash of Clans(クラッシ…

ネイティヴアプリとブラウザゲームの間の棲み分け

あるゲーム会社の社長に質問され、今でも悩んでいる問いがある。 それは、クラッシュオブクランや、パズドラみたいなネイティヴアプリは 従来のブラウザゲームや"ガワネイティヴ"(たとえばそれぞれヴァルハラゲートや三国インフィニティ)のような ゲームに…

ゲームを作ると言うことは何なのか

そに子で有名な某社の社長に、企画書をプレゼンしたとき 「良くできてる、だからこそ一番本質的な所が抜けてる」と指摘され、 「この企画にはいくらかかる?君がエンジニアだったとき、会社は君の給与以外にきみのためにいくら必要だったか知ってるか」 と言…

ゲーム作りについて思う

私はこれまでエンジニアとしてソーシャルゲーム開発に関わってきたけれど、 なんというかこのキャリアパスのままではゲーム作りの一面しかみえないという感じが強い危機感とともに 去来するのを感じて、プランナーへの道を考え始めた。 ゲームエンジニアは裏…

ソーシャルゲームの向かう所

ゲーム業界に関わるようになってずっとひたすらソーシャルゲームの仕事ばかりやっていたのだが だんだんとソーシャルゲームの可能性と限界についてふつふつと考えていたことをそろそろ吐露 すべきなのではないかという気がしてきた。 私はハードウェアの小型…

ソーシャルゲーム業界のエンジニアの憂鬱

ソーシャルゲーム運営地獄 - やねうらお−ノーゲーム・ノーライフ 実際に関係者から聞いた話なのだが、いま、底辺のソーシャルゲーム会社は大変なことになっているらしい。底辺じゃない会社もそれなりに大変なものかも知れないが、底辺の会社はそれどころの騒…

ミドガルド戦記から考えるスマホゲームの将来像

家庭用ゲームやアーケードゲーム用のミドルウェア開発などで知られるシリコンスタジオが、 DeNAのMobageでリリースしたミドガルド戦記というタイトルがある。 これの何がすごいのかというと、スマートフォンのブラウザ上で動くブラウザゲームでありながら、 …

クチコミ分析プロジェクト構想

ソーシャルゲームの運営業務はKPIの分析によってイベント施策に対するユーザ反応を把握することに始まる。 UU(Unique Users)、DAU(Daily Active Users)、一人当たり平均課金額(ARPPU:Average Revenue Per Payed Use) を分/時/日/週/月/年のレベルでグラフ化…

グリーのCSR活動

GREEがCSR活動の様子をyoutubeに発信している。 以前書いたことがあるかもしれないけれど、こうした活動はとても大切なことだと思う。 CESA(コンピュータエンターテインメント協会)のリリースによると、 CESAはGREEとDeNA両者の社長をCESAの理事に招聘した…

ソーシャルゲームの今後について

パズドラがApp Storeのトップに君臨し続けてもはや久しい。 その間色々な力作が各社から生み出されては消えていった。 Infinity Blade Crossも三月でサービス終了だそうである。 私がソーシャルゲームの仕事をするようになったのは一昨年の冬からで、 もう一…

グリー

年末年始になると、普段テレビをみない私もテレビをみないではいられなくなってくる。 そしてテレビをつけると、噂通り、GREEやmobageのCMがひっきりなしに流れる。 youtubeを検索してみると、GREEのCMは最近、GO! SMARTPHONE.をキャッチフレーズにしている…

ソーシャルゲームとコンシューマゲーム

あるソーシャルゲームのゲーム内掲示板で、「高校受験があるのでしばらくこれなくなります」という書き込みがあったらしい。 その書き込みに、「がんばれ」とか「合格して戻ってこいよ!」という書き込みが殺到したそうである。 そのことについて、考えてみ…

ソーシャルゲーム運用について考えること

去年の今頃に私はSIerからゲーム業界へと転身して、 そこからゲーム業界内でも転職をしているのだけれども、コンシューマゲーム会社でのソーシャルゲーム運用や、 ソーシャルゲーム会社でのソーシャルゲーム運用を経験する中で、いろいろな気づきがあったの…

ソーシャルゲーム論

ソーシャルゲームとはなんであるのか -パッケージゲーム、オンラインゲームとの違い ■ソーシャルゲームはパッケージゲーム、オンラインゲームとは異なる。パッケージゲームはAIとのプレイ、 オンラインゲームはPCのオンラインプレイヤーとのプレイを遊ぶ…

ソーシャルゲームのバブルをはじけさせないために必要なこと

最近、色々なゲーム会社を回っていて、色々な話を聞くチャンスがあるので そんななかで考えたことが3つある。 ソーシャルゲームは悪ではないということ、 コンシューマとソーシャルゲームは共存できるということ、 ソーシャルゲームのバブルをはじけさせな…

今のソーシャルゲーム業界に違和感を覚える3つの理由

大手ゲームメーカーの経営基盤がソーシャルゲームに依存し始めている今、 ゲーム業界のソーシャルゲーム化への流れはとどまるところを知らない勢いで進んでいる。 しかし私はこの流れに3つの理由で不満を感じている。 マネタイジング戦略に対する違和感、広…

ゲームとネットワーク

都内に住んでいると、 満員電車の車内でケータイゲームや携帯ゲーム機をプレイしている人が 結構いることに否応なく気付くだろう。 ゲームは子供の遊戯ではなく、大人の日常にもすっかり溶け込んだ。 スマートフォンやソーシャルゲームによって 今までゲーム…

スライム肉まんについて思うこと

スライム肉まんについて考えてみた。 まずはゲームとは何かという自分の今の考えからはじめたいと思う。 ゲーム産業とは、画面の向こうにディズニーランドを作り出す産業である。 ディズニーランドはもちろん比喩で、非日常的な世界を画面の向こうに作り出し…

ソーシャルゲームはなぜハマるのか

ソーシャルゲームはなぜハマるのか ゲーミフィケーションが変える顧客満足作者: 深田浩嗣出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2011/09/10メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 565回この商品を含むブログ (43件) を見るモバゲーやGREE、mixiアプ…