その91:サイコキネティック痴漢技術総合研究所


 城ケ崎ゆきが、感無量になって股間から本気汁を溢れさせておねだりのような甘い声を発しながら悶えているの見て、駿は
股間がパンパンになって破裂しそうになっていた。
 狂おしくきららと求め合っているゆきの股座に、駿はもうガマンできずペニスを挿入した。ゆきは何かとてつもない幻覚を見てすさまじい快感に涎を垂らして痙攣している。
その様子は何かが降りてきたシャーマンの状態のようにすら見えた。ゆきはカニみたいに両脚で駿の背中を挟み込みながら、きららと抱き合いチュクチュク音を立てながら唇を吸いあっている。
二人の娘が快感に悶えるゆきの両腕を押さえつけて乳首を舌で舐っている。4人はゆきが何かとてつもない境地に到達するのを期待し、
自分もそこに合わせてイッてしまおうとしていた。
 表通りからは喧嘩のような声がする。危険なスリルの感覚を感じ、ますます夢中になっていく。早く、一刻も早く、違う世界にワープしなければならない。
駿は常軌を逸したリズムでピストンを打ち付け続けた。ゆきは、今まで感じたこともない圧倒的な感じに襲われ、混乱し、快感のあまりにパニックとなって大きな声で何かを呼び続けながら体をくねらせ悶えた。
4人に押さえつけられ全身を責められ、自分の人生の走馬燈に取り囲まれていた。
人生でもっとも感動した出来事や、人生でもっとも切なかった出来事や、幼いころの感情などが閃光のごとく見開いた目に映画の様に浮かび上がっていたのだ。
懐かしさのような感慨があふれ出し、どこかで聞いたことのある音楽が頭の中に鳴り響いてきたのだ。
「ガマンしなくていいよゆきちゃん。......イッちゃってもいいよ?」
 きららは撫でるような声でゆきの耳元に吐息を吹きかけながら囁いた。
 ゆきの身体がまるでロボットの様にけたたましく痙攣し、消防車のホースが放水するような勢いで何度も何度も愛液を噴射しつづけた。
両目は互い違いの方向をみつめ、身体は痙攣し、愛液の噴射は止まらなくなっている。
「ゆきちゃん」
 きららはゆきの横顔を愛おしそうにそっと撫でた。
「あああああ」
 ゆきはもはや廃人のように弛緩しきって全身から体液を垂れ流してゾクゾクと震えている。
「ようやく楽になれたね。......ゆきだけはずっとあたしを見てくれていた。ほかの誰かではなくあたしを見てくれていたよ」
 きららが目に涙を浮かべながら、震える唇ですでに失神したゆきの垂れた唇を再び吸い始めた。


 なんだ? 救急車が来たな、とスペッキヲは思った。
どのバスに乗ろうかとスペッキヲは表通りでぼんやりタバコを何本も吸っていたのだった。