売れる作品と売れない作品のたった一つの相違点

売れる作品は、登場人物の感情が活き活きと活きている。
売れない作品は、感情人物に感情がない。


キャラクターを作るという事は「設定」をセットすることではない。
絵であれ文であれ、表現されたものが命を宿すようになるためには
喜怒哀楽+αの感情がにじみ出ていなければならない。


絵を描いてみればわかるとおりで、
組み合わさった曲線ですら、そこに表情が突然生じる瞬間がある。
しかもそれはコンパスで引かれた美しい技巧的な線である必要などまったくないし、
写真のような精密なリアリズムなど一切なくても生じるものだ。


文体がどうだ、キャラ設定がどうだと言っている人たちは
そこが分かっていない。


感情があり、魅力がなければ、どれだけ技巧を駆使したところで誰にも一切、感情移入されない。
論理的な構成以上に、コンテンツは感情に訴えかけるものが必要である。
そうでなければ感動など生まれようもない。


自分が登場人物になりきって物語の中に入り込んでいけるような共感できる感情を、その作品の中の人物たちはどれだけの人々に訴えかけられるのか?


感情移入されない物語を延々と語り続けても誰も読んでいないぞ。


というようなことを最近反省した。