本当に重要な事


 実は、ナンバーワンどころか、オンリーワンすら目指さない生き方が、一番幸せになれる生き方だと思う。
 没個性的で、すべて平均を行くことを目指し、フツーを目指すと、社会そのものがその一番多数派を占める平均的な人々に合わせて設計され
似たような仲間が一番多いことによって共感され、助け合って、幸せになれるわけだ。


 にもかかわらず、不思議な事に、世の中は上に突き抜けた人々によって運営され導かれているために、
彼等の発信するメッセージ、つまりナンバーワンなりオンリーワンである彼らを目指すことをよしとするような価値観がトップダウン式にもたらされる。


 そしてそのようなものを目指すことによって人は、自分なりのオリジナルの存在感というよりもむしろ
ほとんど如何なる場所にも合わない存在へと疎外されるように思える。