そもそもそれは


 そういう事を悩むとき、その自分と相手の事柄が完全に無視してしまっている、その周囲の人たちの気持ちはどうなるのだろう。
 それを考えた時、そんな悩みのすべてが、姑息で、なにかしら非倫理的なものに通じる不平感であったり、ずるい欲望であったり
というような、かっこ悪いものに限りなく似ているように思える。


 自分と相手以外は、どうでもいいのか?


 その他の人たちの寂しさは何も考えなくていいのか?


 誰もがずるくてもかまわないが、
 自分ひとりは、誰もの寂しさを一人で背負わされるぐらいの目に会ってもかまわないのではないか。
そのぐらいの罪を、妄想の中で犯し続けている。