男性目線のセックスファンタジーということ


コミック版 女医が教える本当に気持ちのいいセックス

コミック版 女医が教える本当に気持ちのいいセックス


 色々あって、Y先生からおススメされた書籍を読んだ。
 我々男性というのは、実は、生身の異性ではなく何らかのメディア体験によって精通を経験してしまうことがほとんどである。
マンガであったり、ビデオであったり、性器の隠れた写真集なんかによって精通を経る。


 そうした原体験によって、多様なフェティシズムが生まれてしまうのであるが、フェティシズムは実は自分にとっては大きな快感をもたらす
衝動だとしても相手にとっては何の満足ももたらさないものだったりもする。


 それとはまた別の問題として、そしてこちらが本質的な問題なのだろうけれども
アダルトビデオなり官能小説なりエロ漫画なりに描かれている男性目線のセックスは、実は女性にとっては何の満足も得られないらしい、
ということがあったりする。


 高速なピストン運動やら激しい動き、インパクトのある退位などなどは、実際にはインパクトのある絵面のために必要な演出ではあっても
実際にはそれは女性にとっては快感を生まないらしいのである。
男性がなにを求めているのかを知るために女性もそういう動画をみるらしいのだが、それを参考にして真似て演技しつづけなければならない
だけなのであれば、セックスは女性にとってとても億劫な営みにすぎない、ということになってしまう。


 我々に必要なのは、そういう男性目線の派手なポルノではなくて、もっと女性目線の繊細でソフトな、愛情表現みたいな何かなのかもしれない。
そういうことを学べる素材も機会も、実はとても限定されている。