生きる事

 生きる事にはもちろん、活き活きとした楽しい側面もあれば、そうではなくつらく苦しい、あるいはつまらないことも多くあるだろう。そうしたことを忘れて、ただ笑っているべきだというのも、一つの哲学である。確かにそうであることによって心も身体は健全になる。いいことずくめだ。けれども僕は、苦しさやつまらなさに向き合って、そこに直面しても折れないでいられる考え方のほうに、信頼を置いて生きていきたい。重たいものを、自分で背負っても立てるのだろうか。一人で立てるだろうか。色々な事が世の中にはありうる。たまたま誰もいない時に、独りで立ち上がらなければならないというときに、ただ叫んでいる以上のことが自分にできるように。最悪の状況の予行演習を、自分に課していたい。