不安

 不安はある。
 しかし不安との付き合いは長く、もう扱いにも困っていない。
自分の中の不安が問題なのではない。
周囲の人びとがそれぞれどのような世界観をもっていて
そしてその世界観とどのように折り合っていけばいいのか
あるいは身を少し引いたところに位置どって、
やや関せずといった形でいればいいのか。
どちらかといえば後者は楽であり燃費のよさそうな
スタイルの選択だと言えそうだが、反面なにか
周囲の人びとが尊重しているものに対するリスペクトを欠いた、
極て不遜で小生意気な態度ととられかねない側面をもはらむ。


 自分がその地場の中に存在をするからには、
なんらかの形で周囲の相互関係、相互作用の中に
関連性を持たねばならず、さもなくば自分が
そこにいる意味や意義にはどのような言葉を労したところで
現実的な虚の虫食いが裂け目をみせる。
私は座して、心の目で周囲を見る。
必要なこと、右往左往でじゃなく、本当に達すべきステートメント
与えられたミッションについて思いをはせろ。