バンバン商事

「世の中は大企業が動かしてる。大企業に入れないやつは、不幸になるよ」

と言っていたむかし大企業5社から内定をもらったという池上英二と、

「世の中は実力がすべてだ大企業にいるやつほど自分ではなんもできない」

と言っていたブラックベンチャー企業社畜の坂本英二が出会った時、何が起こるのか楽しみだった。

 

 彼らは互いに、うちわサイドに向けて相手を笑いものにしていた。

「ププッ聞いたこともない社名だぜ零細企業は給料でるのかな?かわいそう」

「あれが上司におうかがないたてないとトイレにも行けない大企業の量産型社員だってよ」

 

 二人がついに刀を抜き、いよいよ合戦がはじまろうかというその時、太鼓を打ち鳴らして現れたのは仮想通貨長者のカズオさんであった。

カズオさん「働いては負けである」と言って、「この残高が目に入らぬか」と

スマホをかざす。

 

「ブランドブランド……」

「やりがいやりがい……」二人の英二は、ぶつぶつと念仏を唱え始めた。

 

働き方改革よお~!」

 パートのおばちゃんたちが、なだれ込んできた。

 

「わたしの会社は、つぶれない!」池上英二は言った。

「腕を磨いてるから、いきていける!」坂本英二は言った。

ハズキルーペ、好きだな」舘ひろしは言った。

 

うんちバリバリ

うんちバリバリ